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正しいドラえもんの最終回

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はじめに

何年か前、ネット上でドラえもんの最終回について色々と語られたことがありました。中には間違った 最終回(パロディとして作られた最終回…このページでも一部を紹介)が語られることも多いです。ドラえもん最終回について、みなさんが知っているのはどんなことでしょうか?「のび太は植物人間ですべて夢だった…」「ドラえもんが壊れて記憶がなくなる…」というような、本来の最終回とは違った内容を本物だと思い込んではいませんか?藤子・F・不二雄先生が描かれたドラえもんの最終回といえる作品は3つ存在します。そのどの作品もが、のび太が自立する道へと歩んでいく姿が描かれています。

藤子・F・不二雄先生の言葉より

「僕はまだ描き尽くしたとは思っていない。徹底的にあと一滴も絞れないというところまで、絞って描いてみたいんです。『ドラえもん』の通った後は、もうペンペン草も生えない、というくらいに、あのジャンルを徹底的に描き尽くしてみようと。後になって、他の人が描いて、ああ、まだあの手があったか、というのは悔しいからね。 」

ド・ラ・カルトドラえもん通の本 P217より

この言葉からも、ドラえもんに対する藤子・F・不二雄先生の思いが伝わってきます。ここまで国民的キャラクターとなったドラえもんは、ストーリーもキャラクターも様々な人達に親しまれる存在となりました。そのドラえもんが終わってしまうなんて、最終回があるなんてなんだか寂しい気がしませんか。人間には好奇心がありますが、あえて知ろうとしなくてもいいのではないでしょうか。とまぁ、私も人のことはいえないのですが…(笑)

ドラえもんの3つの最終回(と言える作品)

①学童雑誌読者の進級によるお別れとして

ドラえもんは学童雑誌の連載であるわけですから、次の学年別学習雑誌へと移行する読者を想定しての最終回が必要になります。この作品はそのような読者を対象とした進級による連載終了の意味合いの作品です。

②学童雑誌の連載終了として・③でも復活

ドラえもんとは別の、新たな漫画の連載を控えた藤子・F・不二雄先生が本当にドラえもんを終わらせるつもりで描かれた作品です。しかし、藤子・F・不二雄先生のドラえもんに対する思いから復活することになります。これらの作品は単行本第6巻と第7巻に収録されていますので、是非手にとって読んでみてください。また、これらの作品はドラえもん の最終回の決定版といわれるものです。テレビアニメ化(何年か前のお正月だよドラえもんで放送された)され、また映画化もされました。3本目の最終回はこちらで購入することもできます。

インターネット上には、誰かが想像して作ったドラえもんの最終回(パロディ)が公開されています。これらはあくまでもパロディであり、本当のドラえもんの最終回ではないことを知っておく必要があります。パロディも見てみたいという方は、検索してみてください。

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