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最終回ではないけれど…

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進級による移行のため

最初は学童雑誌への連載の1年目の最終回である『小学四年生』昭和46年3月号です。この当時はまだドラえもんは、『小学五年生』には連載されておらず、次の学年別学習雑誌へと移行する際のドラえもんとの別れという意味で描かれていたようです。同事情で『小学四年生』昭和47年3月号にも描かれています。

おおまかなあらすじ…

『小学四年生』(昭和46年3月号)
『小学四年生』(昭和47年3月号)

ド・ラ・カルト ドラえもん通の本(小学館文庫)

『小学四年生』(昭和46年3月号)

ママ 「だめっ、落書きしちゃ!!」

未来からの時間旅行者達が野比家に入ってくる。
柱に落書きがあったり、パパのライターがなくなったり、時間旅行者達が増えてきて野比家はてんてこまい。

ドラえもん 「こんごいっさいの時間旅行をきん止する法りつができたんだ」

昔の人に迷惑をかけることが多くなったので、 今後一切の時間旅行が禁止されることになったらしい。当然のこと、未来から来ているドラえもんも例外ではなく帰らなければならない。
いやがるのび太であるがどうしようもない。

ドラえもん 「男だろ!これからはひとりでやってくんだ。きみならやれる!!」

別れを惜しむ二人。
ドラえもんは未来に帰っていった。

「つくえの引き出しは、ただの引き出しにもどりました。でも……、ぼくは開けるたびにドラえもんを思い出すのです。」

『小学四年生』(昭和47年3月号)

のび太 「みらいへつれてってなんとかなおしてやって!!」
セワシ 「よしそうしよう。」

何でもドラえもん頼る癖がついてしまったのび太。
このままじゃだめ人間になってしまうと心配した孫のセワシが、 ドラえもんを未来につれて帰る。
でもなかなか言い出せないドラえもん。そこでセワシが考えた。
ドラえもんが壊れているので修理のために未来に帰る。
というウソをついて未来に帰ることにした。
しかし、のび太が素直に本気にしている前でドラえもんはウソをつけず、 素直に真実を打ち明ける。

ドラえもん 「のび太くんはぼくにたよるくせがついちゃったろ。」
のび太 「やってみるよ。」「ぼくひとりで、」「自信はないけどがんばるよ。」

と未来に帰っていった二人。
自転車に乗る練習をするのび太。何度も何度も練習するのび太。
無理しないでやめたらとママは言う。しかしがんばる。
そして未来からドラえもんとセワシは、

「がんばれ、がんばれ!」
「タイムテレビでおうえんしてるぞ!!」

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