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ドラえもん誕生の設定

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ドラえもんの誕生日は西暦2112年9月3日とされています。

ドラえもんの誕生秘話-実はドラえもんって不良品?

ドラえもんは未来のロボット工場、マツシバロボット工場で子守用ロボットとして生まれました。もともとは現在私たちが親しんでいる姿とはずいぶんと違った、黄色いボディーで耳のある姿をしていたとされています。

子守用ロボット・ドラえもんを大量生産中、ひょんなことから生産中の1台から、ねじが1本落ちてしまったのです。そう、いわゆる不良品のドラえもんが1台誕生したわけです。工場で生産されたドラえもんたちは優秀な子守用ロボットとなるために性能訓練が行われるのですが、どうもその1台だけ成績が上がりません(それもそのはず不良品なのですから)。このことから、この1台だけ特別なロボット学校に入学します。入学したこの1台のドラえもんは、引取先を決めるロボットオーディションを一生懸命がんばり、結果、のび太の孫の孫のセワシに引き取られます。

私たちが親しんでるドラえもん、実はねじが1本抜けた個性のあるドラえもんだったんですね。

ドラえもんはなぜ青い?

先述の通り、ドラえもんは黄色い体をしていました。ではなぜ青くなってしまったのでしょうか?

実はちゃんとした理由の設定があるのですよ(゜Д゜)!

よしお

よしお

過去の話では耳の無くなった自分の姿に青ざめたからとなっていたようですが、現在はそういうことにはなっていないようです。ドラえもんの体が青い理由は、ねずみにかじられて耳をなくしてしまったアクシデントで元気をなくしてしまったことに端を発します。ドラえもんは秘密道具「元気の素」を飲んで元気を出そうとしたのですが、ドラえもんは間違えてしまい「悲劇の素」を飲んでしまったのです。そのことで余計に悲しくなり、三日三番泣き続けた振動でドラえもんの体のメッキがはげてしまい青くなったのです。「声がかつての大山のぶ代さんの声になったのも、泣き続けて声が枯れてしまったから」という設定がなされています。

1995年に公開された映画『2112年 ドラえもん誕生』ではこのような設定になっているのですが、青くなった理由には連載上の理由もあったそうです。ドラえもんは学習雑誌への連載がなされていましたが、低学年を対象とする学習雑誌の連載の最初のページではカラー印刷がなされており、黄色では目立つという理由で青になったということもあるらしいです。

ドラえもんはなぜネズミが嫌いなのでしょうか?

引取先ののび太の孫の孫のセワシが起こしたアクシデントがきっかけ。

よしお<br>

よしお

みなさんご存じの通り、ドラえもんの大嫌いなものがネズミです。先にも少し述べましたが、実はこのネズミ嫌い、あるアクシデントがきっかけとなっています。

ある日、セワシはアルバムを見ながら、ドラえもんの人形を粘土で作っていたのですが、どうも耳がうまくいきません。そこで、ネズミ型工作用ロボットで耳を作ろうとしたのですが、どういう訳か工作用ロボットが、うまくいかないドラえもんの粘土の人形の耳に本物のドラえもんを似せてしまったのです。このアクシデントをきっかけに、ドラえもんは耳をなくしてしまい、ネズミが嫌いになってしまいました。

ドラえもんのネズミ嫌いは単にネズミが嫌いという生やさしいものではありません。ドラえもんが持つネズミ撃退グッズは地球はかい爆弾・ジャンボ ガン・熱戦銃と、間違って使ってしまうと大変なことになる、恐ろしい道具ばかりなのです。

ドラえもんの野比家への旅

ある日、ドラえもんはセワシのクリスマスプレゼントを何にしようか悩んでいました。出した結論は、セワシの人生をよきものにするため、運の悪いご先祖様の人生を修正すること。つまり、のび太の人生を修正することです。ドラえもんはセワシのクリスマスプレゼントとしてのび太のところに向かい、ドラえもんのストーリーがはじまりました。

普段何気なく見てるドラえもんが、のび太の家にいる理由もきちんとした設定があるのですね。

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